癒しを求めて

へなちょこゲーマーが色んなこと呟くブログ

百合?創作メモ

最近久しぶりに創作モチベが戻ってきつつあるのでとりあえず書いてみる

例のごとく見切り発車なのと、ゼクス君のお話放置申し訳ねぇ……_(┐「ε:)_
予定としては百合に持ってけたらいいなぁ……(願望)


それでは、始まります


僕は上機嫌な顔でとあるオタク御用達のお店を出る。
「やっと・・・やっとずっと前から欲しかった大手百合サークルのコピー本が買えたぁ~!!!」
そう、僕こと織原 継は市内の同人ショップ巡りをし始めて早数時間、人気サークルのお目当ての本を入手することが出来てホクホクな顔をして帰宅の路につく。

「早く帰って読みたいしなあ・・・確かここの路地に入れば近道だったはず!」
とおぼろげな記憶を頼りにしていつもとは違う帰り道を進んで行ったが、数分歩いていくうちに
「あっれ・・・思ってた場所に出ないなあ、ここじゃなかったかな?」
気がつけば薄暗く、いつもの見慣れた場所とは到底離れてるような場所にたどり着いてしまった。
「と、とりあえずスマホGPSで位置を確認・・・って街中なのに圏外?そんなことある?」

企画小説(未完成)

初めに

この小説は久遠命さんの企画小説です。

またいつものごとく見切り発車の製作ですが悪しからず。

それでは

 

「幸福の在処」

 

陽暦1567年、都市国家「ナル」にて時の皇帝ハインリッヒの暴政に耐えかねた民衆が蜂起。これを皇帝は鎮圧しようとしたが国防軍にすら裏切られ皇帝は処刑、ここに革命が成った。

がその娘皇女アイリスとその従者ゼクスの姿が宮殿のどこを探しても無かった。

民衆主体で会議した結果、皇女の勢力の台頭を恐れ捜索隊がだされ、ナルはもちろんのこと周辺の都市国家に指名手配が出されることになった。

 

そして革命より5年の月日がたった。

ナルは合議制による会議の元政治が行われ、

かつての活気よりも発展していたが、一部、特に元貴族が裏では合議制に不満を持っていた。

不満を持つ元貴族の一人、エトワールの館を深夜外套を被った人物が二人、訪ねた

「こんばんは門番さん。夜分遅くに失礼しますが、こちらはエトワール様の館で間違いないでしょうか?」

「ああそうだが・・・こんな深夜にどうしたんだ?」

「ならこちらの密書をエトワール様に。くれぐれも中身を見ないようお願いします。それでは」

封筒を門番に渡し、外套の二人は街の闇の中へと消えていった。

「なんかあの二人の顔見おぼえあるんだよな・・・誰だっけか?まあいいか」

そういって門番は館の執事を呼び密書を渡すように伝えた。

 

ナル北西部に位置する貧民街、さらにその迷宮のごとき路地裏を抜けた先に外套の人物が二人、一軒のボロ屋に入っていった。

「アイリス様、本日もお疲れ様でした」

そういいながら外套を脱ぐと、そこには貧民街にはとてもにつかないような燕尾服に身を包み、紅い色の短髪で穏やかな、しかしどこか悲しそうな顔の青年が立っていた。

「ええありがとうゼクス。私はすぐに寝るわ」

もう一人、腰まで届く銀色の髪をなびかせ青年と同じような服装に身を包み、凛々しい顔をした美少女がそのまま就寝の為に粗末なベットに寝転んだ。

そう聞いたゼクスは了解しました。とお辞儀をし

「もうすぐ終わる・・・皇女様、この身はいつまでも」

そう一人呟きゼクスは粗末なソファーに横になろうとしたがゼクスは玄関の前に複数の気配を感じた。

アイリスを念のために見つかりにくい場所に抱えて動かし、

警戒して聞き耳を立てると鎧などの武装の音が聞こえた。

そして目付きを鋭くし、

「まったく・・・いつまで追いかけてくるんですかね。有象無象共が」

悪態をつきながら懐から黒く妖しい短刀を出し裏口から出ていった。

 

「偵察隊によると今の潜伏先はここらしい…いいか、従者は殺せ。元皇女は生きていたらどうなってようが構わん、ただ従者は封印指定武器を持っているため警戒しろ。突入!」

封印指定武器

陽暦1000年頃、まだ都市国家同士が覇権を掴むため戦争を繰り広げていた時代、各都市は膠着しつつあった戦線を打破するために、古代に存在していた神や天使、悪魔。果ては邪神の力を武器に封じ込め利用していた。

だが使用者の負担が凄まじく、視力の低下、寿命、手足、果ては人格が失われる自体になった。

そのため各都市国家は封印指定をし、それらの武器を使うことを禁止したのだが、破壊する事


捜索隊隊長が突入指示をだし先鋒が勢いよく扉を蹴破る。

がそこは一見すると人が生活してるふうには見えなかった。 

「いない……?隠れてい「喰らえ、ウロボロス

隊長が捜索の指示を出そうとした刹那、隊長の胸から短刀が飛び出しそして刺した箇所から隊長の体が黒く染まっていき、「がっ・・・あああああああああああああああ」

と悲鳴をあげそのまま短刀の中に吸い込まれた。否、それは食われたというような表現の方が近く、胸から徐々に食われたかのようだった。

そして、ゼクスの脳内に話しかけてくる人物がいた。

 『まったく、不味い贄ばかりよこしよって。ゼクス、まさか我との契約を忘れたはずではあるまいな?』

「うるさい…後にしろ」

『ほう、この妾を後回しと?まあ良かろう。終わり次第問い詰めるとしようかの』

「さて……

 

2匹…2人の白狐

カイトとミア先生の物語シリーズ3つ目だよ

タイトルは特に無いよごめんね!
そして大遅刻(土下座)
100日近く放置してたぁ(´・ω・`)


それでは始まります

前の夢の一件から数週間、平穏なある日のこと、ミア先生から「カイトーちょっと頼みたいことがあるのだけどー」
「なんですか先生?」
「薬草の調合をしていたところなのだけど、リン草が切らしてしまったのよね。だから取りに行って欲しいのよ」
「分かりましたーってもどこにありましたっけ?」
「ここから北に数分あるくと開けたところに出るのだけど、そこの丘にこの季節なら満面に咲いてるわ」
「分かりました!行ってきますー!」
そう言って僕は家を出て、北に向かって歩く。
森の中は今日も動物たちが生きていて、中には僕になついている動物たちもいる。
鹿だったり狐だったりで色々いるのだけど、僕がいまだに見たことない動物もいるらしい。
歩いて少ししたらリスが一匹僕の肩に乗ってきた。 
「やあ、今日も元気かい?」
と問いかけると首筋に頬をすりすり擦り付けてくれた。
「はは、元気そうだね」
と頭を少し撫でてくれた。
そしてリスと一緒にまた歩き、暫くすると開けた場所に出た。
そこには一面に白い花が丘一面に咲いていたのだが、僕はあることに気が付いた
「ってあれ?あそこだけ花が無い・・・?」
リスと一緒に傾ける。
僕は気になって近づくと、そこには傷だらけで息も絶え絶えになっている横たわっている白い狐が一匹とそこの横で傷をなめて心配そうにしている白い狐が一匹いた。 兄弟の狐だろうか・・・?
そして僕に気づくと、いかにも助けてほしそうに僕の目に座り、こちらを見ていた。
「分かったよ、ちょっと見せてくれないか・・・?」
そう恐る恐る聞いてみると、狐はうなずいてそこをどいてくれた。
そして傷だらけな方を見ると、全身傷だらけでいてこのままでは間に合わないなと思い、回復魔法を使った。
「治って・・・!」
僕の手をかざしてこころみた。
最低限の止血は出来たけど、僕はまだ魔法に関しては素人でそこまでしか治すことしかできなかった。
まだ治さないといけないだろうと思った
「最低限しか治せてないから僕の師匠に見せていいかな・・・?」
そう聞いてみると、元気な狐はうなずき僕のリスが乗ってないほうの肩に乗っかかった。
僕は傷ついていたほうを抱え、全力で家に帰った。

「先生!!!」
息も絶え絶えになりながらドアを開ける。
「カイト?どうしたの・・・って!今すぐ治療するわ!その子を机の上に置いて!」
「はい!」
そっと机においてあげる。
そして先生は狐の前に立ち呪文を唱えると狐の周りが光り、傷がすべて癒えた。
元気な方の狐は肩から飛んで机に着地し寝ている狐の周りでぐるぐると回っていた。

「取り敢えずこれでいいでしょう。一日は安静にしてもらって明日森の中に返してあげましょう。」
「分かりました・・・ってあ、先生リン草持って帰ってくるの忘れてました・・・」
「いいのよ、救える命を救えれたのだから。また今度私が取りに行くわ。カイトは優しい子ね」
そう優しく微笑みながら頭をなでてくれた。
「ありがとうございます・・・僕の部屋に寝かしに行ってきます。君も来てくれるかい?」
そう言うと元気な方の狐は机から降りて僕の足元まで来てくれた。
「それじゃ寝かしてきます。」
「ええ、そうしたら夕ご飯にしましょう」
「はい!」
そういって僕の部屋に向かい、僕のベットの枕のそばにそっと寝かしてあげた
「君は・・・どうする?」
そう元気な方聞いてみると寝かしたほうの狐の隣で丸くなり寝てしまった。
「寝ちゃったか・・・まあ心配で仕方なかっただろうからね。」
そう思いながら部屋の明かりを消し、そっと部屋を出た。
そしてその後先生と夕ご飯を食べたのちお風呂に入り、リビングのソファに横になり寝た。





翌朝
炊事の音ともに目を覚ます。
「先生、おはようございます」
「おはよう。朝ごはんまでもう少しかかるから二匹の様子を見にって上げたら?」
「そうですね、見に行ってきます」
僕は僕の部屋に寝かしてた狐達の様子を見にいった。
そして部屋に入るとそこには小柄で全裸の白い狐耳と白い尻尾を生やした二匹・・・いや二人が寝ているという光景に遭遇した。
「へっ・・・?ええーーーー!」
僕はおどいて思わず叫んでしまった。
その大きな声で驚いたのか、寝ているうちの1人小さい方の子が目を擦りながら起きた。
「……?エルにぃおはよー……?あれ…寝てる?」
と辺りを見渡して僕に気がついたらしくこちらを向き、
「おはよーございます…昨日は助けて貰ってありがとう…ございます…」
「という事は君は昨日の狐・・・?」
「そうですよー僕は弟のレテです」
そう言いながらお辞儀をする。
「ど、どうも。僕はカイト」
僕は未だに状況が分かってなかった中、中々戻って来なかったからか様子を見に来たミア先生がやってきた。
「カイト、ご飯できたよー・・・?ってこの子たちまさか昨日の?」
「そうみたいです・・・今起きてるのがレテ君、寝てるのがエル君だそうです」
「成程ねー・・・ねえレテ君。親御さんはいないの?」
「はい…どこかではぐれてしまって……エルにぃと何とかここまで来れたのです……ですが……エルにぃは敵から僕を護ってくれて傷だらけに……」
と俯きこれまでの辛い道のりを思い出したのか、泣きそうになっていた。
「辛いことを思い出させてごめんなさい。それと、エル君なら私たちが治療したよ。」
「ホントなのですか…!ありがとうございます!」
と表情を明るくし尻尾をパタパタさせて喜んでいた。
「そういえばカイト、あなたがちっちゃい頃に来ていた服ってまだ捨てて無かったよね?」
「?確かまだ物置部屋に捨てずに残してたハズですが…?それがどうかしたのですか?」
「それなら丁度いいわ。ねぇレテ君1つ提案があるのだけど」
「ほよ?なんですか?」
「あなた達、私達と一緒に住まない?」
「えっ良いのですか…?」
「ここで少しの間住んで力をつけてそれから親御さんを探しに……行かない?」
「う……ん。でもエルにぃに聞いてみないと…」
エル君はこんな状況でもまだ寝てたみたいで、レテ君が「エルにぃ起きて!起きてよー!」と困りながら体を揺さぶっていた。 それでもまだまだ夢の中らしく、起きるどころか「もう……食べきれない……」と幸せそうな顔をしながら寝ていた。
そんな2人をよそに僕は先生に質問をしてみる
「それで先生?この子達は結構どんな種族なのですか?」
「それは……ごめんカイト、私も分からないんだ。てへっ」
「えっ先生……?それなのに家住ませるなんて言ったんですか」
「ほら、空いている部屋まだあるし家具とかは魔法の力でパパっと」
「いや先生僕が聞きたいのはそこじゃなくて「私この子達のご飯作ってくるから~起きたらダイニングに連れてきてね~ああそれとカイトの服を2人に着せてあげるように~!」
「えっちょ先生?先生 ~!!」
先生に逃げられてしまった…まぁ僕もお腹空いてるし後で改めて聞こうか。
そう考えていると
「うるさぃレテ…まだ寝かせてよ…ってここどこ…?いつの間にか僕の傷治ってるし……」
寝惚けなまこを擦りながらエル君が起きた。
「エルにぃ!もう朝だよ~!」
起きてくれたことに改めて嬉しかったのかレテ君が満面の笑みで尻尾をパタパタ振りつついきよいよく抱きついた。
「レテ抱きつくなって、離れてくれってー!」と抵抗するも剥がせずにレテ君はエル君にくっついて頬をスリスリさせていた。
「レテ君?ちょっと色々説明したいから剥がしてあげていいかな?」
「はっ……!ごめんなさいカイトさん」
素直に謝りつつレテ君はエル君から離れた。
「えっとね、ここは迷いの森…と言ってもただの森の中だけど、その中でミア先生と一緒に住んでるんだ。僕の名前はカイトだよ」
「僕はエル、エルです」
「うん、改めてよろしく。それじゃちょっとそこで待ってて。その格好じゃ風邪を引いちゃうから何かしら着れる服を持ってくるよ」
「あっ……僕服来てなかったんだ……」
「僕もか…どうりでなんか寒いと思った…」
そう言い僕の部屋から出て物置部屋に向かい、適当なサイズの服を二人分揃えて、念のために魔法で少々綺麗にしてから僕の部屋に戻る。元から綺麗だけど念のため。
「持ってきたよ。レテ君はこっちの服、エル君はこっちの服ね」
「「はーい」」
と2人そろって返事をし、2人は服を着ていった。
「よし、2人共服を着たね。それじゃ朝ごはん食べようか。着いてきてね」
「ごはんだー!やったぁ!」
「はーい。最近いっぱい食べれてなかったから嬉しいな~」
2人共そんなにいい食事にありつけなかったのか、とても嬉しそうな反応を示した。
そして僕は新しく増えた2人の家族…といってもまだ住むと決まった訳じゃないんだけど、これからの生活に胸を踊らせながら、先生の待つダイニング迄移動するのでした。
(終)

注意

クソみたいなクオリティ

がばがば設定

文章力皆無

それでも良ければ

嫌な人は回れ右

では

 

 

 

 


とある夏の日のこと、先生が僕に一つ問いかける
「ねえカイト、心って何だと思う?」

「心・・・ですか?」

「そう、心。人であれ動物であれあるのだけど、それって何だと思う?」

その質問をうけて僕は考える。

心。それがそもそもどんなもの僕はなんであるか分からない。

なぜかと言うと僕は小さな村に生まれたのだけど「お前は目が赤く、白い髪だ!つまりお前は悪魔だ!」という理屈の元、学校や家、村の中どこでもいじめられ、

逃げるようにして悪しき魔女がいると噂される森にたどり着ついたのだから。まあ実際悪しき魔女なんてどこにもなくひっそりと森の中で動物たちとふれあって生きている優しい良い人だったのだが。

まあ先生のことはさておき、僕は先生以外の人にまともに接してくれた人なんていなかったから心というのが本格的に分からない。

なのでぱっと思い浮かんだのを言葉にしようと思う。

「嬉しいとか悲しいとかの思いですか?」

「いいえ、一部正解でもあるけど、それは正確には感情だね」

「そうですか・・・というかなんでそんなことを聞くんですか」

「あっ・・・えっとなんというか、新しい魔法を教えてあげようと思ってね」

なんかはぐらかされた様な、変な返答をされてしまった。

「先生、なんか隠してないですか?」

ジト目で先生を見てみたけれど

「いやー?そうでもないけど?」

結局駄目だった

「と、とりあえず一日考えてみて。明日また答えを聞くわ」

「分かりました考えてみます」

「そしたら今日は祝福魔法の上級魔法をやろうか」

「はい、先生。宜しくお願いします」

 

こうして一日一日色々なことを教えてもらっている

それは読み書きだったり魔法だったりと多岐にわたっていて、僕が先生に拾われた十年前からずっと行っているのだが問いかけをされることはあまりなく、またあったとしても抽象的なものが多く僕には答えにくいものばかりだった。

 

 

 

一日の授業が終わり自室に戻り先生の言っていた「心」についてベットに寝ころびながら考える。

「嬉しいや悲しいのが感情というのなら心って何なのだろう・・・先生は 

一部正解とは言っていたけれど、他に何があるのかなあ」

そう思いふけりながら目を瞑り考えてみようとしたが、そのまま疲れからか眠ってしまった。

 

 

 

「ってあれここはどこだ?」

って呟いた僕はいつの間にか人が居なくなった村のような所の中心部に立っていた。

「さっきまで僕は寝ていたからこれは夢になるのかなぁ?先生は転移魔法とか使えないと言っていたはずだし」

そう無理やり結論つける。たまに先生のいたずらとかもあったりするのだけど、先生はいい夢しか作れないはずだし、現実だとしても転移魔法が使えないはずだからこれは僕自身の夢だと結論を出した。

 

そう思いながらあたりを見渡しているとあることに気づく

「あれ、ここはもしかして僕がいた村・・・?いやでも・・・?」

確証を得るために僕が住んでいた家に向かってみる。

 

するとやっぱり僕の家があった。ただ家の中から嫌な気配を感じた。

「でも多分行かないと駄目だよね、一向に覚めそうにないし」

そう僕自身に言い聞かせ意を決して家の中に入る。

家に入ると目の前に大きな机が一つと椅子が四つありその椅子のうちの一ついつも僕が座っていた椅子に見知らぬ誰かが座っていた

机には蝋燭がついていてその誰かをほのかに照らしていた

「やあ、待ってたよ。取り敢えず座ってくれないか?君と話がしたい」

「・・・その前に聞きたい君は誰なの?教えてくれないか」

「僕?君がよく知る人物だよ。目の前に座ってくれれば分かる」

「そうか、分かったよ座るよ」

そう言われたので従いその誰かの目の前の席に座る。

そして顔を上げるとそこには顔は僕に似ているんだが、髪は黒く、また目も黒かった。

 

「君は…僕自身かい?」

「ご明察、私は君だよ。さて、なんで君が呼ばれたか分かるかい?」

「もしかして・・・心についてかい?」

一番真っ先に思い当たった物を出してみる。

「なんだ、基本的に鈍感なきみでも今日は分かったか。」

正解らしい。

「さて、君が森に捨てられ、そして拾われて早10年。君は心とやらを理解できてると思ったのだが、未だわからないか。今一度今までの人生を見直すといい。」

そう彼が僕の顔に手を付けると、僕は深い闇にとらわれる。

 

そして僕の過去を、過去の僕の後ろから、しかし体を動かすことはできなかったが見ていった。

最初の虐められた五年間、そして拾われ先生と過ごした十年間。それをほんの少しの間ですべてを見た。その中には3か月まえの魔法の日記のこともあった。

 

 

 

「おかえり、心についての答えは出たかい?それとも、もう一周したいかい?」

「いや、多分答えが出たし・・・何よりトラウマが多いんだ、やめてくれ!」

正直虐められてた人生は今でもうなされ、悪夢を見ることがある。更にはそのせいで先生以外の人物をみると今でも怖くてまともに接したりできない。

そんな傷を残した過去をまた見させられたのだ、それだけ僕の精神は削れていた。

 

「そうか、ならいい。君の答えを聞こうか。」

「・・・っ!」

彼は不敵な笑みを浮かべながら僕に聞いてくる。しかし正直明確な答えは出ていないものの、言わないとまたトラウマを見させられそうなので

頭を回転させながら考える。

 

「答えが見つかってないのか?もう一周「答えが出た!」

「へえ・・・なら聞いてみようか」

 

そして息を整えて自分を落ち着かせて答えをだす。

 

「心。それは誰かを信頼し認めれること、違うかな?」

 

その答えを聞いて彼は驚きながらも心底嬉しそうな顔をしながら

「なんだ、分かったのか。ならもう私の手助けは必要ないか。さっさと目覚めな」

そう彼は言い放つと僕の意識は深い闇に落ちた。

落ちる寸前、「お達者で」と彼が言っていたような気がした。

 

 

 

 

「やっぱり夢だったんだね」

僕は目覚めながら周りを見渡すと、そこはいつも住んでいる僕の部屋だった。

服を着替え朝食を食べるために食卓へ向かう。そこには既に先生が朝食の調理をしていた。

「先生、おはようございます」

「おはよう、カイト。それで心とはどんなものか結論ついた?」

先生が朝食を盛りつけながら問いかける。

「誰かを信頼し認めること。ですか?」

僕は自信をもって明確に答えた。すると先生はこちらに振り向き、微笑みながら、

「カイト、よく一日で分かったね。よしなら新しい魔法を今日は教えよう!」

と褒めてくれた。

僕はとっても嬉かったが、一つ気になったことがあるので聞いてみることにした。

「そういえば先生、もしかして昨日僕にまた魔法で夢を見せました?」

「昨日?昨日はなんもしてないけど?どんな夢だったの?」

「それは秘密です。正直恥ずかしいので」

「ええー教えてよカイトー。カイトの意地悪ー!」

「むくれながら聞いてきても駄目です!って、先生杖をこっちに向けながら来ないでくださいー!」

 

今日もこうしていつもと変わらない一日がつづくのだろう。更に先生に対する信頼を深めて。

 

過去作

はい。

前回の記事で小説を掲載してほしいとのリクエストがあったのでします

 

注意!

文章力皆無!

色んな作品と設定似てます!(そうしないと書けない悲しみ)

三点リーダー多用してます!

 

それでもいい方は、どうぞ

嫌いな人は回れ右

それでは、どうぞ

 

 

深い森の中を歩いていた。
「疲れた・・・そんなことを思う事さえ疲れた・・・」

少年はただ当てもなく歩いていた。
ただただ歩いていた。

しばらくしたら、開けた場所に来た。周りには深い木々があるが、目の前にある一際大きな木があった。

「この木を背に少し寝ようか・・・」
そう思ってその木に近づくと、
「君、愛って何だと思う?」
急に話しかけてきた。
「そんな事わからない。だって僕には誰にも『愛』された事はないし・・・それに唯一接してくれた先生も・・・」

そう僕は村では「お前は目が赤く、白髪だから」って悪魔の子として親でさえ僕に愛さなかったのだ。
唯一優しくしてくれてこの世界で生きていくための読み書きや魔術を教えてくれた先生も僕を殺しに来た村人達に、僕を庇って死んでしまって・・・僕は誰かに愛された事がないのだ。

「そうだね」
そう木が話すと僕の目の前が光って、その中から目の前に自分自身が現れて

「だって、君は僕自身であるんだよ。カイト」
優しく微笑みながら、そう言った。

「だから、君に『愛』を知るためのヒントを教えよう!」
「ヒント?」
「そう。先生・・・ミア先生の書斎で、先生が書いた日記を探してごらん」
「日記・・・?」
「日記を見てみるのだ・・・そこに先生が書いた君に対する「愛」が書かれているからさ」
そう彼が言い終えると僕は急に眠気に襲われ、木を背に寝た・・・
寝る直前に、彼が「『愛』を探しに行こうよ」と先生の口癖を言っていた。

 


けたたましく鳴り響く目覚ましを止めて体を起こし、窓から外を見た。

「・・・何だ・・・朝か・・・」
ぱっとしない深い夢を見たいたような気がする。夢の中では・・・確か「ミア先生の日記を探せ」だっけ?そんな事を誰かが言っていた気がする。
僕は朝に弱く気分はとても良いとは言えないけれど、朝ごはんを食べて、探してみようと思った
僕は今も先生の家に住んでいて、森の中にいる動物たちとふれあって毎日生きている。
だから寂しく思うときはないけれど、愛されているとはまた違うと僕的には思う。

 


そんなこんなで朝ごはんを食べ終わり、食器を洗って、先生の書斎室の前に来た。
「今までは入ってはいけないって言われていたけれど・・・夢の内容をどうしても確かめいから・・・先生、ごめんなさい」
そう言い扉を開けると、中はそんな広くなく先生が使っていた机と、反対側に大きな本棚があった。

「で、日記は・・・どれだろう?まずは机を探してみようかな」
そう思い机の方を見ると
机の上には付属の照明と万年筆、あと埃被った数冊の本が乗っていたが中身を見てみると、祝福魔法や守護魔法と先生が得意な分野の本だった。

「机の上には無いのかな。横の引き出しはどうだろう?」
と三段の机の横の引き出しの一番上から開けてみたら、一段目に一冊の本があってそこには「私とカイトの日記」とタイトルが書いてあった。
「これだ!」僕は期待で胸がいっぱいで、ワクワクしながら一ページ目をめくった


始めに
カイト、あなたこれを見ているということは、私は多分この世にはいないのでしょう。
だからこの日記について説明するわ。
この日記は普通の日記でもあるのだけど、「何か」を代償に実現したいこと、つまり願いを叶える事ができる魔法があるの。
カイトに教えたと思うけど、ただで使える魔法はないの。小さい光を灯すことでも魔力を必要とするように・・・ね
ただ問題点としてその代償が私にも分からないの。
命かも知れないし物かも知れない。だから絶対に乱用しない事
本当は魔力だけを代償にしたかったけど・・・・・・さすがの私でもダメだったみたい。
まあ普通に日記として使うのはいいけど願いをここには書かないでね
ミア

「先生・・・」
先生が居た時の優しさを思い出して泣きそうになりながらも、続きを見てみる。
そこには僕を・・・行く当てもなく、深い森をさまよって行き倒れた僕を先生が拾ってくれた日の1241年8月31日から、村人たちが襲ってくる前日の1251年の4月3日まで毎日一日も欠かさずに、その日あったことを我が子のように事細かく書いていた・・・

そして最後の4月3日のページにはこんなことが書いてあった。


「カイトがずっと幸せで、誰かにずっと愛される日が来ますように。ミア」
「代償・・・ミアの命」
読み終えた僕はただ泣いていた。先生が僕のことをこんなにも思ってくれたんだって、愛してもらえたんだって・・・今になってやっと気がついた。
そして僕は万年筆を取り、願いを書いた
「ミア先生にまた会いたい。また会って一緒に暮らしたい。カイト」
「代償・・・■■■■■」

「人は死んだらいつの間にか忘れ去られてしまう・・・けど今ここにある僕の中にある気持ちをなくしてしまうほうが悲しい。そう思わないですか?大好きなミア先生。」
そう独白を呟いた背後から扉の開く音が聞こえ、振り返るとそこには先生が優しく微笑んでいた。

 

創作

今回はちょっとした雑談

創作ってさ、難しいよね
キャラ絵にしろ小説にしろなんにしろさ
私は絵が書けない、音楽センスがある訳でもないから文芸部にて小説を書いているのですが、なんかこう、自分の中での100点がなかなか出せない( ˙꒳​˙ )
そんな感情分かれ(威圧)

まあでも必死こいてちまちまやってたりするのですが、やっぱり楽しいよね
でさそこで質問なんだけどさ私の過去に創作したやつ見てみたい?
正直クソみたいな作品しか作ってないけどね(´・ω・`)
見てみたかったらDM送ってクレメンス

部活の方でまた創作するのだがテーマ自分で決めたのだけど、「心」って難しくね?(ブーメラン)
私心情とか読み解くの苦手なのでそこら辺の表現がわからん(´・ω・`)
皆様は心って聞いたら何が連想されます?
私は恋愛、友情とかですね
そこから物語をどう組み立てるかって考えると楽しいよね。

とまあまた自分語りな記事ですまないのだが、今回は余り長々出来そうにもないのでここまで。

最後に1つ
だれか私に創作意欲とネタをくれ(´・ω・`)